2011年6月25日土曜日

二世ウィークに参加させていただくことになりました!

 トーランスはもう夏休みに入りましたが、日本の羽田さん、渡邉さんは試験の真っ最中だそうです。頑張って!!

 さて、彼女達が来るのが8月のまっただ中。まさに、ここLAでは夏の一大イベント「二世ウィーク」の真っ最中です。日系人を始め、日本人も、アメリカ人も、また世界中からの観光客も集まるこのイベントに、なんと「書道パフォーマンス」が参加させていただけることになりました。
 

「グランドパレード」は14日(日)5:30~ です。


「閉会式&音頭パレード」は21日(日) @1st Street
 

 先日、会長と私も、そのミーティングに参加させていただきました。

 この大きなお祭りを盛り上げるために、世代や職種を超えた多くの方たちが各担当に分かれて様々なことを夜遅くまで話し合われていました。その中で、私たちの「書道パフォーマンス」も取り上げていただき、窓口となってくださった岡本氏が熱心に私たちの企画を推薦して下さったのです。そこに出席されていた皆さんも、Something New でおもしろそうだねと好意的に受けとめてくださって感謝でした。

 この会議の途中「今日は私の甥を紹介させてください。」などと、若い人を紹介する場面がありました。大人の社会に若者を連れてゆき、紹介し、その社会で育て、また文化を継承していく姿に私はすっかり感動してしまいました。「二世ウィーク」とは、夏のイベントのことではなく、そのような「日系人の文化が受け継がれてゆく場」であることを、その会議に出席させていただき、感じることが出来たことも、ありがたいことでした。

 以下、岡本氏からのメールを、ご本人の了承のもと紹介させて頂きます。

 二世ウィークはおっしゃる通り、若い人と年配が『文化継承』という大きなテーマで繋がってます。これは日系人社会というコミュニティーが戦争時の強制収用、その後の復権(Redress)、ジャパン・マネーによる地域の買収、不況・・・・といった時代の変化の中で、『全米でも3箇所しか残ってない日系人のコミュニティーを守りたい・・・』との気持ちで団結してきたからです。

 かつ、その日系人のコミュニティーという考え方が他の人種、年齢差等に排他的でなく、「文化継承」という年代を越え、人種を超えた課題を背負っているからだと思います。ここに共感していただければ、日本からの人達も彼らはオープン・アームで受け容れてくれますよ。

 山梨からの学生さんに今回の体験でこの辺を体感していただければ、本当に意義の有る経験になると思いますし、また当地の山梨県人会の方々にも積極的に参画していただき、是非、この体験を共有していただけたらと思います。」

 皆さんのご協力をお待ちしています。きっと感動的な、素晴らしい体験になると思います。

                    「高校生企画」担当 笹田絵里

 
                  

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