2015年7月30日木曜日

ロサンゼルス企画準備

こんにちは保坂亮です!

企画の準備でなかなかブログに書き込みが出来なくてすみませんでした。
渡米も残り一週間となり、バタバタ状態です。

廣野様から頂いたプレゼント用グッズです。
山梨県の英語パンフレット、ハローキティーのハンドタオルやクリアファイル、富士山絵ハガキ等です。



日本の代表的折り紙の折り鶴(僕が一生懸命折りました)



企画実施の時に着る甚平(葛飾北斎の赤富士がお気に入り)



ディスプレーやプレゼントに使う和凧と羽子板(お父さんかもらいました)




CicLAviaに参加する時に乗る自転車(梱包が大変です)



持って行く物の準備は着々と進んでいます。
でも英語の準備はなかなか進んでいません!(体当たりしかないかなー?)

準備状況の報告でした、頑張りますのでよろしくお願いします!

2015年7月15日水曜日

故郷を離れて分かること

こんにちは。県人会の笹田です!

先日1年ぶりに、家の事情で急遽山梨に帰郷しました。高校3年生の息子を12日間アメリカに残しての、ちょっと後ろ髪がひかれる里帰りでした。

初の一人暮らし(初の一人旅は小学校4年生でボストンまで)。毎朝、6時前に起きて弁当(男の子なので2個必要!)と朝食を準備して、自転車で25分かけて陸上の早朝練習。20kmほど走り、練習後はサマースクールの政治経済を受講、午後は、友達とスポーツジムに通う12日間。

おまけに、病気の老犬の世話と、夕食準備、掃除、洗濯、宿題。大丈夫かな〜?

そんな心配も、飛行距離とともに薄れてゆき、山梨を満喫しました〜。ちょうど梅雨で、涼しくて助かった。

山梨には名水百選に指定された素晴らしい水があります。忍野八海、三分一の湧水、南アルプスの天然水、だったかな?今回は、この名水を堪能しました。

ここは忍野八海

甲府では、一昨年のアカペラ担当、中村みやこさんにもお会いして、楽しいひと時を過ごしました。今回、なんと二人で、あの幻の、水信玄餅も食べに行きました!!南アルプスの天然水を水晶のように固めた逸品。そこでしか食べられないというのが、また魅力でした。ぜひ、皆さんも、台ヶ原へ足を伸ばして水信玄餅をご賞味ください。名水といえば、七賢酒造の糀糖スウィーツも最高でした!

離れてわかる故郷の良さを満喫しました〜。

あの、幻の水信玄餅


さて、離れて分かる故郷の良さと言えば、ここからが本題。親元を離れて子供は成長するということです。

高校生企画は今年で6年目です。演劇、書道、お琴、アカペラ、武田節、そして今年の自転車。様々な企画を通してたくさんのドラマがありました。

私は何回か高校生企画の担当をさせていただき、つくづく思わされたことがあります。それは、故郷(自分の安心する場所、あるいは親元)を離れて分かる子どもたちの成長です!
書道パフォーマンス

武田節


現地で体当たりの企画実施、戸惑いながらも多くの人の胸を借りて一つ一つのことをやり遂げて行くうちに自信を身にまとって成長していった子どもたちの姿に、感動しました。彼らは実に立派でした!!

今年、保坂くんと、リーダーの菅沼さんのメールの交換を拝見し、進捗状況の報告を読みながら、同じ感動を覚えています。

大人のようにできなくても、自分のできることとできないことをシッカリ見分けて体当たりしていく保坂くんの勇気は、私たち大人が忘れているものです。失敗しないこと、うまくいくことばかりを考えて小さくまとまっている自分を思い反省させられます。

昨年、数年ぶりに書道パフォーマンスの渡邊ゆうさんのお母様にお会いしました。その時に彼女が話してくださった言葉をきいて、とても励まされました。

「あの子たちは、出かける間際まで、準備が間に合うか心配で、心配で、行きたくないと泣き言を言っていたんですよ。でも、帰ってきたら、ひとまわりもふたまわりも成長して、自信をつけて帰ってきました。泣いていたことなんか、忘れてしまったようでした。子どもはたくましいですね。」

小さい頃は、あれこれ心配して手を出し口を出してきた私たち親ですが、高校生の子供に対しては、信じて見守ることが、私たちの仕事なんですね。種が芽を出す前に、地面の下でしっかり根を張っているように、今まで私たちが育ててきた根がしっかり張っていれば、必ず芽が出て成長するはずです。

NYの大学に行っている娘に、「お母さんが手を離して自信がついて嬉しかったことは何?」と聞くと、その記憶は、ずいぶん遡って、「初めて自転車に乗れたとき。」と、答えてくれました。

「子育ての仕上げは、手放すことです。」と児童精神科医のジェームス・ドブソン博士は言っています。

保坂くんも、お父さん、お母さんの手が自分の自転車から離れて、一人で乗れるようになった時、嬉しかったんだろうな。

その自転車を持って、海を越えてアメリカに渡ってくる保坂くんに会えるのが、本当に待ち遠しいです。

まだまだ、準備はたくさんあるでしょうけど、自分の目標から目をそらさずに、頑張って下さい!お会いできるのを楽しみにしています!

ロサンゼルス山梨県人会
笹田絵里


そうそう、我が家の息子も12日間、なんとか一人暮らしを果たしたようでした。「大丈夫だった?」と聞くと、「別に」と答えていましたが、ホッとしたように「あ〜!」と伸びを一つしました。

これは息子の春休み。友人達と砂漠へ冒険旅行
危ないことをたくさんしたみたい!
心配してたら心臓がいくつあっても足りないな、男の子は!