2011年4月12日火曜日

高校生企画 通信 #1「審査発表」

山梨県人会の皆さん

日本でこんなに大きな災害があり、遠くに離れている私たちも心落ち着かず、地に足がつかないような時間を過ごした方もおられると思います。私自身は、10日ぐらいは何事にも集中出来ず、時にはお鍋を焦がすなんていうこともありました!

友人の精神科医に話したところ、それは「日本ではあんなことが起こっているのに、自分は被害に遭わなかった」という一種の罪悪感で、離れていれば離れている程感じやすい感情で「サバイバーズギルト」と言うそうです。そしてトラウマになっているのだそうです。まずは「日常の生活を取り戻し、いつものことをいつも通りにすることが大切」とのアドバイスでした。

さて、そんな中、高校生企画の審査発表が行なわれ、無事に実施に踏み切ることが決定されました。結果、今年の高校生企画のLAへのチケットを手にしたのは「吉田高校・書道パフォーマンス」です。表彰式の様子をご覧下さい。



県国際交流課の内藤さんと、メールでやり取りを重ね、この企画の目的や意図、高校生たちにとって、この企画がどのようなチャンスを与えるものとなっていくべきかなど検討を重ね最終的な審査に繋がったと感じ喜んでいます。

今回は残念ながら、賞を逃した子どもたちの作品もそれぞれの情熱や、高校生らしい発想に、私たちは感心したり、驚いたり、楽しませて頂きました。ありがとう。また、来年もチャレンジして下さい!!

メールでのやり取りの中から、企画審査にあたっての県からのコメントを、紹介しますネ。

おっしゃるとおり、この事業が何をもって成功かというと、海外での事業体験を通しての世界的視野の拡大等であり、県人会と共通認識です。昨年は、県人会の皆様の多大な支援もあって、企画も集客という点でも大成功でした。やるからには、事業の中身も集客(結果)も大切ですが、プロセスが重要な要素です。教えていただいた内容から、選定した4点の企画・事業とも、高校生の努力次第で成功(有意義な体験)に結びつけることは可能と考えました。」

さあ、「書道パフォーマンス」、どんな運びとなるのでしょうか!
将来の山梨を背負っていく彼女たちの志と、夢を、ここLAから応援しましょう!

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